というわけで、香川県の”奥の方”にある、名店である「山内うどん」に行ってみた。

山内うどんはまんのう町にあるけれど、思ったよりも山奥な感じ(笑)土讃線の線路の近くではあるんだけど、一応、最寄り駅の土讃線 黒川駅から徒歩20分。…ただ、黒川駅に止まる土讃線の列車は2,3時間に1本くらい(つまり、結果的に1日に8本くらい)しかないので、1杯のうどんを食べるために半日くらいはかかることは覚悟しなきゃいけない。結果的には、クルマでの訪問するのがいいのかもしれない。

クルマでたどり着いた、山内うどんの暖簾はこんな感じ。なかなかいい感じ。

山内うどんの暖簾

お店の前から脇を見ると、薪が大量に積んであった。そういえば、山内うどんは薪でうどんを茹でているんだった。そして、高松市内には雪はなかったような気がするけど、山内うどんの周りには雪が残っていた。

山内うどんの薪置き場

山内うどんの脇に雪

さて、うどんを食べようかなと思っていたら、店頭で…みかんを売っていた。近所にみかん畑でもあるんだろうか。…しかし、うどん屋でみかん…。

うどん屋さんなのにみかんを売ってた

お店の入り口に、何やら張り紙。割り箸の値段が上がっているので、一人一品のオーダーをして欲しいとのこと。もし、二人で1杯のうどんを食べると、追加料金100円とのこと。ま、普通に一人一品でうどんをお願いするのが合理的だな、うん。

一人一品のオーダーを

店内の入り口近くにはオーダーをするカウンターがあって、その上には木で作られた大きなメニューが掛けられている。紙を貼って修正してあるのが、値上がりの歴史を物語っているんだけど…でもまぁ、それでも高くはない。

山内うどんのメニュー

そして、カウンターに置いてあるバットにはこれまた天ぷらがたっぷりと。

てんぷらが並んでいる

とりあえず、ひやあつの大と、げそ天をお願いした。ちょっと細めというか、太めというか、太さが均一じゃない感じがいい感じ。手切りされている感じがある。ちょっとねじれてるし。そして、ダシにはいりこの感じがあるけれど、それほど強烈でもないし、バランスが取られている印象があって、ずっと飲んでたい系というか。旨い。

ひやあつの大

うどんの麺はなんとなく太めだったり細めだったり

手切りなのか、ツイストされた麺

机の上には、皮をむいた生姜が置いてあるので、好みの量を自分で擦って入れる。いやー、うどんにはやっぱり、しょうがが合うなぁ。

なにげなく机の上に置いてあるしょうが

あとは、げそ天。一昔前に比べると小さくなったと言われるけれど、今でもそれなりにインパクトあると思うんだけどなぁ。

山内うどんのげそ天