山内うどんでひやあつを食べてきた帰りに、善通寺市方面に向かって、善通寺市役所の裏にある、偕行社を見に行ってきた。

偕行社ってのは、元々は日本陸軍の戦前に帝国陸軍の将校准士官の親睦・互助・学術研究組織として設立されたようで、日本各地の帝国陸軍が土地に存在していたようで。戦前、第11師団が駐屯していた善通寺にも偕行社の建物が存在して、それが旧善通寺偕行社として現存しているとのこと。きっと昔は軍人しか入れない場所だったはずだけど、今では見学できるようになっているし、カフェも併設されていてゆったりとコーヒーを飲むことができるようになっている。300人近くが入ることが出来る大広間では結婚式を行うこともできるってのはなかなか興味深い。

というわけで、旧善通寺偕行社の外観。広い大広間があるせいか、かなり横に長い大きな建物であることがわかる。さすがに立派な建物なので、戦後は、市役所や公民館として使われたことも分かる気がする。

「旧善通寺偕行社」

旧善通寺偕行社の見学や、併設されているカフェには現代的な入り口から入ることが出来る。見学には渡り廊下を通っていくことになる。

偕行社かふぇの入り口…だけど、旧善通寺偕行社の見学もこちらから。

「偕行社かふぇ」と「旧善通寺偕行社」をつなぐ廊下

うどんを食べた後で、ちょっと休憩したかったこともあって、まずはカフェの方でコーヒーとケーキ。ま、うどんをたっぷり食べたような気がするけど、甘いものは別腹ってことで。

ケーキセット

一通り、偕行社かふぇで休憩した後は旧善通寺偕行社の見学に行ってみた。格式を感じる廊下を抜けると右側には大広間。うーむ、これは広い。ここでパーティーなどが行われたんだろうな。会議室は広くはないけれど、軍人の皆さんが軍服を着て会議している光景が想像できるような雰囲気をいまでも漂わせていた。

「旧善通寺偕行社」の廊下

「旧善通寺偕行社」の大広間

「旧善通寺偕行社」の会議室