先日、五反田の「仰天酒場」って居酒屋まで出かけて飲み会をやってきた。

友人に連れられて、辿りついたのは、五反田の駅前からは少し離れた場所にある居酒屋。どうやら、あの「和民」を運営するワタミフードサービスが運営する「仰天酒場」という業態の居酒屋のようだ。

店内は巷の昔ながらの居酒屋っぽい内装ではあるけれど、机の上にはなにやら情報端末の液晶が光っていた。友人が慣れた様子で、カードを店内の券売機のような機械に入れて、そのあとで、千円札を何枚か機械に投入していた。どうやら、この「仰天酒場」での決済には、カードにチャージする必要があるらしい。

仰天酒場の決済用カード

仰天酒場の決済用カード

で、友人に聞いてみたところ、このカードは卓上の端末で使うらしい。この端末はタッチパネルが搭載されていて、この端末でオーダーをして、最後にカードにチャージしたお金で支払うようになっているらしく。カードでの決済が終了しないと運ばれてこないので、お会計も簡単な感じだなぁと。

「仰天酒場」五反田店のオーダー用の端末

「仰天酒場」五反田店のオーダー用の端末

そして、驚くべきは店内のメニューのほとんどが250円だったこと。しかも、それぞれが250円っぽくない。なんかこう…いろいろと頑張って安くしました!って感じだった。

たまに500円のメニューもあるけれど、それのコストパフォーマンスはいい感じ。250円のメニューばかりなので、うっかり高く感じてしまう瞬間もあるが、巷の居酒屋価格を思い出して冷静に考えれば、これは安い。

例えば、居酒屋の定番メニューのひとつ、刺身の盛り合わせは500円だった。申し訳ないが、ランチどきに、この刺身の盛り合わせにご飯と味噌汁でランチメニューにすれば、結構売れそうな気がするんだけれども…(汗)

「仰天酒場」五反田店の刺身盛り合わせ500円

「仰天酒場」五反田店の刺身盛り合わせ500円

そして、驚いたのは、さすがに数量限定になっていたが、カワハギの刺身まで500円だったこと。肝醤油を作れるように、たっぷりとカワハギの肝も付いていて、思わず嬉しくなった。やっぱり、カワハギの刺身はうまかった。

「仰天酒場」五反田店の限定刺身

「仰天酒場」五反田店の限定刺身

おさいふの観点からも、舌の観点からも満足できる居酒屋だったと思う。ただ、難点なのは、JR五反田駅から少し歩かないといけないところだ。とはいえ、JRの線路沿いを目黒方面に歩くだけなので、迷うこともないだろう。

「仰天酒場」五反田店の店内

「仰天酒場」五反田店の店内

追記:
残念ながら、五反田の仰天酒場は閉店してしまったらしい。残っているのは、赤羽駅の駅前にある赤羽一番街にある、「仰天酒場 和っしょい2 赤羽一番街店」だけらしい。