近所の神社に初詣に出かけたあと、もうちょっと初詣してみようかなと思って…稲毛浅間神社まで出かけてみた。
ろくに調べもせず向かったので、JR稲毛駅からてくてく歩いて京成稲毛駅の前を抜けて、稲毛浅間神社にたどり着いた。後で気がつくんだけれども、こっちが裏だったっぽい。
鳥居をくぐって坂を登っていくと、納札所があった。なんというか、おびただしい量の破魔矢や御札が山のように積み上げられていて、警備員さんが「古い御札などはあちらにお願いしまーす」と案内していて、そっちを見てみると、御札などの山が、もう一山あった(汗)参拝客が多い神社なんだな、と。
初詣というと、やはりクルマでやってくる参拝客が多く、駐車場は満車状態。いっそ、近所のコインパーキングにクルマを止めて、歩いて参拝した方が早いような気がしないでもないんだけれど…。
稲毛浅間神社には、敷地の中に小さな社があった。調べてみると、祭られている神様に縁のある神社の小さな社を末社と呼ぶようで、稲毛浅間神社だと八坂神社や大宮神社、厳島神社などの末社があるらしく。
…というわけで、初詣のために境内に向かうことにした。稲毛浅間神社は、小さな山のような土地に建てられているので、社殿に向かおうとすると階段を登っていくことになる。神社って、そういう建て方されているところが多いような気がするな。
最初の階段を登ったところで、穴の空いた筒から水がちょろちょろと出ている、簡易型の手水があった。まぁ、通常の手水だと初詣の参拝客はさばききれないだろうし、初詣対応のために大きい手水舎を作っちゃうと、普段は大きすぎるだろうし。
さて、手水の後は境内に向かう階段で参拝客が待っていた。稲毛浅間神社では、ぞろぞろと賽銭箱の前に進む方式ではなく、賽銭箱の前にある程度のスペースができた段階で、前進することが可能になる制御をしているようで、タイミングによって階段近くで待っている人の群れが増えたり減ったりすることを繰り返すことになるようだ。
かなり待つことを覚悟しつつ、ぼんやり待っていたけれど10分程度で進むことができた。確かに参拝客は多そうではあるけれど、これくらいの待ち時間であれば割とスムーズに初詣できるような気がする。…ま、訪れたのは1月2日の午後なので、例えば、元旦の時にどれくらいの行列であったかは想像のしようがないんだけれども。
やはり、賽銭箱はかなりの横幅だった。同時多発的な参拝を実現するためにはこれくらいの賽銭箱が必要なんだろうな。
賽銭箱の前で参拝を終わらせた参拝客が流れて行く方向に歩いて行くと、おみくじの入った箱が置いてあったので、おみくじを引いてみた。稲毛浅間神社のおみくじは、自分でお金を入れて自分で引く、セルフサービス型のおみくじだった。
参拝後の皆さんが歩いて行くエリアには、破魔矢やお守りを売っているテントがあって、その先では甘酒が販売されていた。甘酒と併せて、ココアも販売されているのは珍しいような気がした。少なくとも、これまで初詣で訪れた神社やお寺では見かけなかった。
そして、多くの参拝客が帰っていくのに何にも考えずに付いていったら鳥居があった。本殿が向いている方向にある鳥居でもあるわけだし、そうか、こっちが表側だったかと気がついた。鳥居をくぐって外に出てみると、国道14号、いわゆる千葉街道だった。
千葉街道から稲毛浅間神社の前まで路肩に並んでいるクルマの行列が見えた。クルマで初詣って一見便利そうだけれど、時間の効率を考えると…ちょっとツラそうだなと改めて思った。
追記:
ついでなので、検見川神社にも初詣しにいってきました。
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