前回の鎌ヶ谷大仏から、そう時間は経過していないが、どうやらもう次をやるらしい。

恒例の「千葉朝ラン&ビールの会」に出かけてきた。(えーと、一応、「千葉で朝から走ってビールを飲む会」にもリンクを貼っておくか、と)

今日は10kmちょっとであろうことはわかっていたので、前回の鎌ヶ谷大仏よりは楽だった。…だが、しかし!

今日のルートは、先日の「行徳散歩」が下地になっているというか、この前の「行徳散歩」が、実は予行演習になっていた。故に、距離も割りと正確に把握できていたし、アップダウンの状況(とりあえず、平坦)も把握できていた。そのため、精神衛生上も、比較的楽だった。ただし、江戸川の河川敷があんなに真っ暗だったのは少し以外で、思わずバッグからMAGライトを引っ張り出しそうになったが、江戸川の河川敷をさほど歩かなかったのでMAGライトは引っ張り出さずに済んだ。

そういえば、江戸川の河川敷で不思議な事態に直面した。

該当もなく、かなり暗い江戸川の河川敷を歩いていると、向こうから歩いてくる人影が見えたのだが、少し動きがおかしい。「バイオハザード」に出てくるゾンビというか、「HALF-LIFE2」に出てくるゾンビというか…ま、とりあえず、人影がゾンビっぽい動きをして向こうから近づいてくる。周りには人影もなく、近くの道路を通る車もほとんどない。いっそ「HALF-LIFE2」ばりに、バールのようなもので攻撃したい衝動を感じたものの、向こうから襲ってくる気配はない(当たり前だ)無視するフリして、すれ違ってみて驚いた。

そのゾンビのような人は、おじさんで、しかも、なぜか水中メガネを付けて、後ろ向きに歩いていたのである(今となっては事実はどうだかわからないが、少なからず、私の目にはそう見えた)まー、江戸川河川敷の夜中はなかなかシュールであることを改めて思い知った。(なぜ後ろ向きだったんだろう…。)

妙典エリアに入ってからは、あとはただ淡々と歩いた。行徳街道のあたりとは打って変わって、昔ながらの街並み…ではない東西線の駅近くの道は、不気味なまでに、どこまでもまっすぐで無機質であった。良く言えば、整理されている感じだが、悪く言えば(夜中で人がいないこともあって)なんだか寒々しい印象を受けた。(いや、ま、確かに実際に寒かったが)

今回のGoalは「COCO’S 浦安店」。目標時刻の5:30から6:00までは、グランドメニューでのオーダーが可能だが、6:00を超えてしまうと、モーニングメニューになってしまう。あの会では、ビールを飲むわけだから、ビールとモーニングメニューの相性たるや…想像するにちょっと、どころか、かなり厳しい(一瞬、朝粥を食べながらビールを飲んでいるシチュエーションを想像して遠い目になってしまった)ま、そんなわけで、6時前に到着するインセンティブが働くわけで、夜の中、何事もうまくできているもんである。

解散時刻の7時までに生ビール中ジョッキを3杯、スパゲッティボロネーゼを食べて談笑した。そして、次が松戸方面であることが決められ、解散となった。その頃には朝日が差していて、ひどく寒いながらも、なんだか長い1日が始まった気がした。