香川に帰省したついでに、ネットでの評判が良さそうなのにノーマークだった「讃州めんめ」ってうどん屋さんまで出かけてみた。

讃州めんめの所在地を調べてみると、石清尾山の中腹にある美山ホテルの所在地だった。とりあえず、散歩も兼ねて歩いて行ってみることにした。

山を登る…暑い。

山を登る…暑い。

なんとか、高松美山ホテルに到着

なんとか、高松美山ホテルに到着

ホテルでうどん…?と思ったが、現地に着いてみて謎が解けた。美山ホテルのエントランスに「讃州めんめ」の暖簾がかけてあった。な、なるほど…。

讃州めんめの暖簾。

讃州めんめの暖簾。

そして、暖簾をくぐると、ホテルのロビーがうどん屋さんになっていた。おそらくは高松の街並みを眺めながらコーヒーや紅茶を飲むのが、しっくりくるようなテーブルと椅子でうどんを食べると。

店内は喫茶スペースのままって感じ

店内は喫茶スペースのままって感じ

讃州めんめの窓から望む高松市の風景

讃州めんめの窓から望む高松市の風景

讃州めんめはセミセルフ方式だった。とりあえず、席を確保して、店員さんにオーダーする。カウンターに並んでいるおにぎりや天ぷらは自由に取って、食事後にまとめて精算する方式。

うどんは、きのこおろしぶっかけうどんにしてみた。そして、ぼんやりと天ぷらコーナーを眺めていると、さつまいもの天ぷらがあったので取ってみた。まぁ、うどんに合う天ぷらというわけではないが、シンプルなさつまいもの天ぷらは何気に美味しい。

さつまいもの天ぷら。

さつまいもの天ぷら。

さつまいもの天ぷらを取って席に戻っていたら、揚げたてのいわしの天ぷらが天ぷらコーナーに出てきたのが見えた。あぁ、うまそう。タイミングを少し外したことが悔やまれる。

他のお客さんの注文の様子を見ていたら、ある程度のオーダーがたまった段階でうどんを茹で始めているようだった。

ほどなくして、冷たいきのこおろしぶっかけが提供された。なめこのぬめぬめの舌触りと、さまざまキノコの舌触りが美味しい。他のうどん屋ではあまり見かけないメニューだけど、なかなかいいなぁ。キリッと水でシメられた茹でたてのうどんも実に美味しい。評判が高いのも頷ける。

きのこおろしぶっかけうどん

きのこおろしぶっかけうどん

茹でたての麺は美味しい。

茹でたての麺は美味しい。

ちょっとたどり着きづらい立地ではあるけれど、わざわざ食べに行く価値のあるうどんである気がする。また帰省したら、散歩がてら訪れたいような気がする。