心斎橋あたりをふらふら歩いていたら、なんとなくたこ焼きを食べようかなと思ってたこ焼き屋さんを捜してみた。
右も左もわからないままに歩き続けていたら、地下街への入口があったので入ってみたら、なんばウォークという地下街だった。案内図をちらっと眺めていたら、200を超えるお店がひしめきあっている、とても広い地下街だってことが分かった。そして、「会津屋」というたこ焼き屋さんがあることも分かったので行ってみた。
メニューを眺めてみると、たこ焼きを中心にいくつかのバリエーションがあるようだ。そして、変わったところだと、たこの代わりにスジコンニャクが入っているのがラジオ焼き。そういえば、美味しんぼにも登場してたお店じゃなかったか…。
とりあえず、ハイボールと、たこ焼きとたこ刺しのセットをお願いした。ハイボールを飲みながら待っているとほどなくして、たこ焼きとたこ刺しが提供された。
たこ焼きは小ぶりで、紅ショウガや天かす、キャベツと無縁な、タコだけのたこ焼き。表面はちゃんと焼いてあって香ばしく、中身はとろっとしている。ソースがかかってないけれど、生地についてる味が濃すぎず薄すぎず、いい感じ。シンプルな味付けのせいか、いくつでも食べられそうな印象だった。
関東のたこ焼きというと、銀だこ一択でバリエーションに欠けるところがあるので、ユニークなたこ焼きを味わえて楽しい。
タコの刺身も美味しい。老舗のたこ焼き屋さんだけあって良質なたこを使ってるんだろう。
どうやら、たこ焼きは焼き置きしているようだが、牛すじとコンニャクが入っているラジオ焼は注文を受けてから焼くようで…今度はぜひ。
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