ちょっと大阪に用事があったので、ついでに尼崎の阪急塚口駅前にある「シチュー&カレーの店アングル」にお邪魔して、人気の「ポークしめじカレー」を食べてきた。

用事を終えて阪急京都線で十三駅まで戻って乗り換えて、今度は阪急神戸線に乗り換えた。十三駅から10分程度で阪急塚口駅に着いた。思っていたよりも近い。

阪急塚口駅に到着

阪急塚口駅に到着

確か、駅前のさんさんタウンはもう1棟あったような気がしたので、よく見てみたら建て替え工事を行っていた。さすがに古かったからなと思いつつ、さんさんタウン2番館に入っていった。全体的に低い天井、ちょっとくたびれた感じのする床。やっぱり、昭和の雰囲気。

そんなさんさんタウンの雰囲気そのままなのがアングル。お店のWebサイトには「地域の皆様に愛され続けて30余年」と書かれていたが、店頭のディスプレイや店構えを見て、もう少し経っていそうな印象を受けるのは私だけだろうか…。

シチュー&カレーの店 アングルの店頭

シチュー&カレーの店 アングルの店頭

シチュー&カレーの店 アングルの店頭ディスプレイ

シチュー&カレーの店 アングルの店頭ディスプレイ

以前、お邪魔した際はお客さんで一杯で、店内で待つことになったのだが、今回は12時前に到着できたので空席もあってあっさり着席することができた(ただ、お店を後にする頃には12時を過ぎていて待っているお客さんがいた)。

テーブルにはお冷とスプーンがセットされた。アングルはシチューとカレーのお店なので、お客さんは何を頼んでもスプーンを使うことになるってことだろう。

グラスとスプーン

グラスとスプーン

メニューをちらっと。特選ビーフカレーや特選和牛カレー(最高傑作!)に後ろ髪を引かれながらも、初めてお邪魔したときに食べて美味しかったポークしめじカレーをお願いした。後からやってきた地元の常連さんと思しきおばちゃん二人組もポークしめじカレーを頼んでいたのを見かけたので、人気があることは確かなようだった。

シチュー&カレーの店 アングルのメニュー

シチュー&カレーの店 アングルのメニュー

あまり広くない店内では厨房の様子をおおよそ眺めることができる。カレーやシチューがメインのお店なので、オーダーが入ってからの調理は仕込んでおいたものを温めることが中心。3つ口のコンロの前でシェフが次々と小鍋で注文が入ったものを温めていた。

店員さんが注文を取っている様子を眺めながら、シチューをお願いするとパンかご飯を選ぶことができるのか…なんてぼんやり考えていたら、ポークしめじカレーが届いた。

某チェーンカレー店のように揚げ物が乗っているわけでもないので、正直、見た目は地味だけど、煮込まれたしめじの食感と薄切りの豚肉の食感がカレールーのうま味が相まってなんとも言えない美味しさなのは前回と同様。カレーのスパイスもマイルドではあるけど、しっかり効いていて食欲をかきたててくれる。また、ごはんの炊き加減も実にいい感じ。カレーのうまさのかなりの部分はごはんのうまさが担っていることは言うまでもない。そして、様々な要素のバランスが取れているのは、さすが老舗の味わいといったところだろうか。

一番人気のポークしめじカレー

一番人気のポークしめじカレー

そういえば、カレーの付け合わせといえば福神漬けだが、アングルでは刻んだザーサイだった。アングルのカレーにザーサイが劇的に合うって感じでもないが、一方で、福神漬けが劇的に合うわけでもなさそうなので、気分転換のために付け合わせが用意されていると考えれば刻みザーサイもありだと思う。

カレーのお供は福神漬けではなく、刻みザーサイ

カレーのお供は福神漬けではなく、刻みザーサイ

また大阪あたりに用事があるときにはアングルまでカレーを食べに来たいと思う。