先日、先輩から「日本酒で焼肉食うと旨いんだよね。食べに行かない?」と誘われたので、素直に先輩について行ってみた。総武線に乗って着いたのが亀戸駅。
まぁ、確かに亀戸駅北口には、亀戸ホルモンやホルモン青木など焼肉で有名なお店があるけれど…と思っていたら、亀戸駅の改札を出て南口に向かった。京葉道路を渡って歩いているうちにぱっと見は焼肉屋なんてなさそうなところで止まった。どうやら、ここの2階が目的地のようだけれど…とても焼肉屋さんがあるような雰囲気はない。
階段を上がったところにあった扉は、こんな扉が。ガラスに「29」と書いてある。肉ということかな。
店内に入ってみると、焼き肉屋さんにあるような無煙ロースターが設置されていて、ここが実は焼き肉屋さんであることがわかった。
そして、先輩からここが「リトル肉と日本酒」というお店であること、そして、リトルじゃない「肉と日本酒」ってお店もあること、いずれも吉祥寺の「肉山」のプロデュースであることを教えてもらった。焼肉が始まる前にスマホで調べてみると、リトルじゃない方の「肉と日本酒」は、貸切の焼肉屋さんで、少なくとも20人以上で予約することになるらしいけれど、「リトル肉と日本酒」は少ない人数でも予約することが出来るらしい。ってことで、実は予約してあったようだ。
というわけで、時間になったので店員さんがメニューを持ってきて、仕組みを説明してくれた。どうやら、焼肉はもう既に決められたメニューになっているようで、お肉は塩とタレでそれぞれ運ばれてくるらしい。そして、日本酒は冷蔵庫に入っているので、29コップにセルフサービスで注いで飲んでいいらしい。飲み放題ってことか。
ただ、飲み放題であるが故に、リバースしたらおしまいってことも注意書きに書かれていたけれど、そりゃそうだな。
まずは、塩の味付けの肉が到着。まぁ、予約困難な「肉山」がプロデュースしている焼肉はやっぱり美味しい。30日間、熟成したタンなんてそうそう見かけないしなぁ…。
「リトル肉と日本酒」の日本酒の冷蔵庫はこんな感じ。思わずニヤニヤしてしまった。
結局、何回も日本酒をおかわりしたんだけど、とりあえず、スマホで撮影してあった写真を見ると「不動」の写真が残ってた。あと、日本酒を飲むときにチェイサーのように飲む「和らぎ水」も用意されていて、群馬の水だった。
塩の肉皿の脇には、こんもりとワサビが乗せてあった。油が多めの肉とわさびを合わせると、これが旨い。日本酒との相性も言うこともない。
いやはや、肉が旨い。ここで「焼き野菜」が運ばれてきた。焼き野菜…。ぱっと見は焼き餃子だし、食べてみても焼き餃子だった。でも、これはこれでイイ感じの箸休め。
さて、続いてタレの肉が到着。塩も美味しかったけれど、タレも美味しいなぁ。ちょっと辛口な日本酒で油を切って食べ進めるといい感じ。しかしまぁ、焼肉にはビールもしくはハイボールだろうと思っていたけれど、固定観念だったなぁ。脂を切るという意味では、むしろ、日本酒の方がいいのかもしれなぁ。
いやはや、お店の名前通り、「肉と日本酒」を堪能できた夜だった。また再訪したいけれど、ちゃんと予約しておかないと…。
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