しとしとと雨が降る中、善通寺市の金蔵寺近くの「長田 in 香の香」まで釜揚げうどんを食べに行ってきた。高松市内から出かけたのでクルマで高松自動車道を経由して善通寺ICまで。善通寺ICから「長田 in 香の香」はすぐだった。
予想はしていたものの、雨が降る中、行列に並ぶことになった。
行列の最後尾を探していくとお店の脇にたどり着いた。軒先から落ちてくる雨水が確実に上着を濡らしていく…。幸いなのはうどん屋さんの行列はすぐにハケること。
うしろに並んでいる人は増えていたが、ようやくお店の前までたどり着いた。店頭には、tabelogの有名レビュワーの「うどんが主食」さんのステッカーが貼ってあった。まぁ、うどんが主食だもんな。
そして、「長田 in 香の香」の暖簾はこんな感じ。あの釜揚げうどんがようやく近くにやってきた。
…と思ったら、暖簾の向こう側にも行列。そういえば、入り口から注文できる場所まで、多少、距離があるんだった…。むー。しかし、木の看板が立派。
長々とした行列を並び終えて、やっとテーブルに案内してもらった頃には空腹感がちょっとヤバかった。そして、まず、運ばれてきたのは、つけダシが入った壺。熱いダシが入っているので、触るとじんわりと熱い。ダシを器に移すときには、巻き付けてある電線を持ちながら慎重に移すのだが…これがなかなか難しい。
あまりの空腹のせいか、つけダシをチビチビ飲みながら、釜揚げうどんの到着を待っていると、やっと登場したのがこのたらい。上がる湯気と、ほのかに香る小麦の香りによってさらに食欲を煽られる。
改めて、つけダシにネギを投入して、一気にうどんをたぐってつけダシに漬け込んで、すすり込んだ。つけダシと、うどんのマリアージュ。実に旨い。うどんを茹でて、多少のとろみが付いたお湯がまとわりついている感じがいい。
うどんを手繰る、ダシに付ける、すすり込むを繰り返しながら、ダシを補給してはまたうどんを手繰ることの繰り返し。なんとも幸せな気分になれた。
家族三人でたらいうどん(大)を平らげてしまった。
「長田 in 香の香」の釜揚げうどんは登場した瞬間は「あ、マジか…」とビビってしまうのだが、気がつくと完食しているっていうのがなかなか興味深いところ。ぜひともまたお邪魔したいところだ。
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