姫路駅前の繁華街で、一通り呑んだ後、加古川駅まで帰ってきてシメでもう一軒ということで、連れて行ってもらったのが「胡蝶苑」という町中華のお店だった。
加古川駅前の商店街から、ちょっと入った路地から、さらに細い路地に入ったところにあったのが「胡蝶苑」。誰かに案内してもらうことなく、スマホの地図を見ながらたどり着けるかというと自信がないくらいのなかなか難しいロケーション。
店内は厨房とカウンター席だけのこじんまりとした様子。連れて行ってくれた方によれば、普段は混雑していてすんなり入れないことが多いとのことだったが、今回はたまたますんなり入ることができた。
ぼんやりメニューを眺めていたら、同行者がパパッとオーダーしてくれた。瓶ビールをお願いしてビアタンにビールを注いで、厨房での調理の様子を眺めていた。広くない厨房で、次々とオーダーされたものが完成していくのはなかなか楽しい。
ほどなくして、揚げたての鶏のから揚げを提供してもらった。町中華でよく見かけるようなパリッとした衣のから揚げで、これがまたビールとよく合う。
鶏のから揚げとビールに満足した後でシメのラーメンを出してもらった。ちょっと濁りのある、濃口醤油が効いてそうな色のスープはシメにぴったり。このスープに昔ながらのちょっと黄色くて、太くない麺がよく合う。ネギ、もやし、チャーシュー2枚のシンプルなトッピングも悪くない。
今度、また加古川でシメるために「胡蝶苑」に訪れることがあったら、豚の天ぷら、八宝菜など、壁のメニューをいくつか試してみたい気がする。
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