そういえば、しばらく骨付き鳥を食べてないなぁということで、総武快速線に乗って横浜まで出かけてみることにした。
JR横浜駅を出て、横浜ビブレ方面に歩いて行って川を渡ったあたりで上を見上げると雑居ビルの6Fに「骨付鳥 一鶴」横浜店がある。エレベーターで6Fまで上がると「一鶴」の銘板があった。
銘板の前を通り過ぎて、店内に入ると店員さんが迎えてくれた。まぁ、休日の昼下がりということで満席ではなかったけれど、まぁまぁなお客さんが入っていた状態だった。一鶴の店舗は居酒屋にしてはこぎれいな印象。やっぱり、一鶴は清潔さに気を使ってるんだろうなぁ。
席に座って、とりあえず生中をお願いした。確か、横浜にはキリンビールの工場があって、地元の老舗系居酒屋の中には永年に渡ってキリンのビールを使っているお店もあるくらいの土地だったような気がするけれど、一鶴はサッポロボール。横浜ではなかなか珍しい感じなのかもなぁ…。
さて、食べもののメニュー。まずは骨付鳥をどうするか。一鶴での最大の悩みはおやどりにするか、ひなどりにするか。うーむ。ビールを飲むことを考えるとやっぱりおやどりか。。。うーむ。
あとはサイドメニュー群。鶏皮をカリカリに焼いたものに三杯酢をかけて酢の物にした「かわ酢」は定番としても、牛すじ煮込みや鶏ハムなど、いくつものおつまみメニューがあってだらだら飲むにはちょうどいい。グループで飲みに来ている場合は、骨付鳥を頼む前におつまみメニューで飲むのもいいのかもしれないなぁ。
というわけで、牛すじ煮込みとかわ酢をお願いしてみた。1品400円程度のおつまみではあるけれど、しっかりとした味付けでなかなか美味しい。ビールとよく合う。巷の居酒屋のおつまみメニューと比較しても遜色ない気がするなぁ。
ここで、黒ビールと、普通のピルスナーを半分ずつジョッキに注いでもらえる「ハーフ&ハーフ」を追加。
そして、骨付鳥の「おやどり」をお願いしたら、ほどなくして到着。提供時間短縮のために、既に焼いてあったものを温めて出てきたような感じだなぁ。まぁ、生から焼き始めると提供までにとても時間がかかるし、一度にオーダーが入ったりしたら対処しきれないことにもなるだろうし、これはもう仕方ないのかもしれない。ただ、時間がかかることを許容できるお客さん向けに生から焼き始めるオプションもあってもいいような気がするけれど…。
やっぱり、おやどりのカリッとした皮と、噛みしめる度に深い味わいの肉汁が出てくる感じは一鶴ならではのものではないだろうか。やはり、下ごしらえの味付けが絶妙なんだろうなぁ。
骨付鳥に夢中になっていたら、あっという間にジョッキが空になってしまった。普通の生ビール、「ハーフ&ハーフ」と来たので、次は黒ビールをお願いしてみた。黒ビールの独特の風味と、濃い味付けのおやどりはやっぱりよく合うなぁ。
いやはや、うちの近所にも「一鶴」が店を出してくれると嬉しいんだけどなぁ…。
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