先日、ネットで八千代市役所の前に美味しいラーメン屋があるという情報を聞きつけて…行ってみた。

お店の名前は「中華そば 金ちゃん」。東葉高速鉄道の八千代中央駅で降りて、八千代市ののどかな住宅街の道路をふらふら歩くこと、10分程度。八千代市役所のちょっと向こうに看板が見えた。

中華そば 金ちゃんの外観。

店内は小上がりに机が3つ、4人掛けテーブル1つ。カウンター7席といった感じでそんなに広い印象はなく…と。厨房をちらっと見てみると、店員さん達が忙しそうに中華そばを作っていた。ラーメン屋さんだと、てぼで麺を茹でているところが多いような印象があるけれど、金ちゃんでは麺を平ザルで上げていた。確か、平ザルでの湯切りって難しいんじゃなかったっけ…と思いながら、券売機でチケットを購入。

メニューは中華そば、辛みそラーメンを中心に、それぞれにチャーシューや味玉を付けたメニューが用意されている感じ。ラーメン屋さんの定番のご飯ものはライス、チャーシュー丼、玉子かけご飯が用意されていた。まずは、オーソドックスなメニューを頼もうと思って、中華そばとチャーシュー丼のチケットを買った後で「鳥中華」が目に入った。これって山形県のご当地グルメの「鳥中華」だろうか。今度は、鳥中華を食べてみようかなぁとぼんやり考えながらカウンター席に座ってチケットを店員さんに渡した。

セルフサービスの水を汲んでいたら、次から次へとお客さんがやってくる。最寄り駅から徒歩10分みたいな不便な立地なのになかなかすごいなぁ、と。そして、店内を眺めてみると、天井からぶら下がっている木製の看板に書かれていたのは「手揉み 自家製麺」の看板。有名なラーメン屋さんって、有名製麺所の麺を使っていることが多いけれど…自家製麺で勝負するのはなかなかのこだわりなんだろう。そして、徳島のブランド鶏の「阿波尾鶏」を使っている旨の張り紙も貼られていた。

店内にぶら下がる「手揉み 自家製麺」の看板

さて、中華そばとチャーシュー丼が到着。ラーメンではなく、中華そばだけあって、透明感のスープは食欲を誘う香りが漂っていた。おそらく、鶏油なのかなぁと。スープはダシ成分が濃いって訳ではなく、バランスが取られているというか、コクがあるのにあっさりしているような印象だった。キリッと塩分が効いている。昔、どこかで食べたことがあるような…中華そば。年配の皆さんが食べに来ているのも頷ける。シコシコした食感の手揉み麺と、このスープは、どこか中毒性があるといってもいいかもしれない。

トッピングは、ネギ、チャーシュー、海苔、メンマにナルト。まぁ、中華そばだと、オーソドックスなトッピングだった。

中華そば。

歯触りのいい、自家製麺。

セットで頼んだ、チャーシュー丼は、細切れのチャーシューにマヨネーズとネギをかけてバーナーで炙ってあった。中華そばと同様にチャーシューはしっかりした味付けなので、ご飯との相性はいい感じ。丼の脇に添えてある辛味噌も麺と同様に自家製なのかもしれない。

チャーシュー丼。

「中華そば 金ちゃん」が勝田台駅前に2号店を開店させたって話を聞いたので、また勝田台に行く用事があった際には行ってみようかなと。

追記:というわけで、勝田台の「中華そば 金ちゃんBEYOND」で中華そばを食べてきた