特に何がどうしたってこともないけれども、とりあえず、神保町から歩き始めて池袋経由で西巣鴨まで行って、そこで曲がって巣鴨経由で茗荷谷まで散歩してみた。Google先生によると13kmちょっとだったらしい。久しぶりに10km以上歩いたら、ちょっと疲れた。(通った経路は、下に地図にオーバーレイしておいた)

途中、池袋に寄ったのはビックカメラで売っている、IIJmioのSIMカード「BIC SIM」を買うためだったんだけど、よーく考えてみたら、ソフマップはビックカメラグループなので、何にも考えずに秋葉原のソフマップに行けば買えたのであった。しかも、散歩を終えて帰ってきて、このエントリーを秋葉原近くのスターバックスで書いているときに、思い出して遠い目になっているというなかなか切ない展開ではある。

もとい。

実にどうでもいいことだけど、確か茗荷谷の近くだったと思うけど、元「牛丼太郎」だったと思しきお店を見つけた。

牛丼太郎というのは、吉野家、松屋、すき家などの大手牛丼チェーンの隙間で、頑張っていた小さな牛丼屋チェーンだ。なぜか金太郎を模したキャラクターで、名前も「牛丼太郎」って、そのままやんか!と突っ込みたくなる…そんなチェーンであった。

学生時代に住んでいたところの近くに、牛丼太郎のお店があって、ずーっと気になっていたのだが、結局、学生時代には食べに行った記憶が無い(もしかすると、食べに行ったのかもしれないが…とりあえず、どんな牛丼だったかの記憶が無い)。その後、2012年あたりに「牛丼太郎」を運営していたチェーンが破産したというニュースをネットで見て「マジか!」と思ったのだ。…つまり、「牛丼太郎」というマイナーな牛丼チェーンがあることは知っていたものの、結局、放置した挙げ句に食べそびれたという情けない話である。

ところが、あの「牛丼太郎」だったと一目でわかるお店があったのだ!ちらっと見たときに、思わず二度見してしまったのだが、看板やお店の「牛丼太郎」の「牛」をガムテープなどを駆使しながら全力で消して「丼太郎」になっていた。マジかー。

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お店の名前のところの「牛」はいろんな手段で消しているのものの、キャラクターのお腹のところの「牛」はそのまま残っているけど…ま、いっかという感じだろうか。

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お店の側面の「牛丼太郎」の「牛」は、ガムテープで消されてる。…てか、消えてないし(笑)

あ、そういえば、ラーメン二郎のグループ(?)から離脱した、元「ラーメン二郎 虎ノ門店」が「二郎」を消して、「ラーメン 虎ノ門店」にしたのと似たような店名変更か…!

とりあえず、Wikipediaの「牛丼太郎」を見てみると、破産後、営業停止する前に茗荷谷店と、代々木店が従業員によって設立された会社に譲渡されたらしいのだが、譲渡された際の経緯を記録した書類が無いのでなんだか不思議な状態になっているらしい。…なんかすごいな、牛丼太郎。